2013年9月7日（日本時間9月8日未明）

2020年夏季オリンピック・パラリンピックの開催地が「東京」に決定。

日本中は歓喜に包まれ、56年ぶりに東京で世紀の祭典が行われることに誰もが涙した。

しかし、喜んだのは本当に日本国民すべての人だろうか・・・

わたしたちは喜ぶと同時に一つの記憶を思い出しました。

招致が決定する2年半前の

2011年3月11日

日本国民にとって忘れることのない出来事・・・

東日本大震災

震災当日からの悲痛なニュースが連日放送され

全国に影響を与えた「計画停電」「品不足」などの被害。

しかし2年半の時が過ぎ、やや風化されたかのような世論に対して

現地東北の人々は日々復興に向け前へと進み続けています。

2年半の間で私たちは何かしてきただろうか・・・

オリンピックの決定をきっかけに改めて

“今わたしたちにできること”を考えさせられました。

そしてたどり着いたのが

『2672daysプロジェクト』

ラ･クールでは東京が最終候補地に残った頃より

2020年に向けて準備を始めてきました。

7年後、日本はどうなっているのか？

わたしたちが携わる「結婚式のチカラ」で何かできることはないか？

“結婚式”

それは過去・現在・未来を繋ぎ

人の心を動かすチカラを持っていると

信じています。

きっと震災により楽しみにしていた結婚式を

迎えることができなかったり

夢や希望があの日以来止まってしまった方々もいるのではないか…

その留まってしまった夢や希望は

わたしたちが現地東北へ赴くことでまた動き出すのではないか…

オリンピックが開催される7年間で

何か還せることが必ずある…そんな想いを胸に

2013年9月7日（日本時間9月8日未明）プロジェクトが動き出しました。

一説によるとオリンピックの五輪のマークは

自然現象である【水・火・砂・土・木】を表しているとの説があります。

そこで私達はその5つのアイテムを招致が決定する当日に

東北そして今年世界文化遺産に登録された富士山から集めました。

この5つのアイテムを山梨の結婚式の中で使うことや

現地東北で結婚式をサポートさせていただくことが

“今わたしにできること”だと信じています。

７年後。

もう、すぐそこまでやってきています。

“2672日=7年”をかけてこのプロジェクトに参加していただける

新郎新婦様、そして多くのゲストの皆様と共に。

山梨から東北に向けて。

​2013年9月8日

レストラン　ラ・クール